ノベルティと言ったらやっぱりボールペン2
新聞の集金をしていた時のことです。仕事を始めたばかりだったので、いろいろメモをしたりチェックするため、主人が展示会でもらったと言って私にくれたノベルティのボールペンを片手に一軒一軒回っていました。なれないやり取りにあわてながらあれこれ出したりしまったりして半日歩き回り、やっと帰宅するとコートのポケットに染みの様なものがついている事に気がつきました。不思議に思ってポケットを改めてみると、ノック式のボールペンがペン先をしまうことなく入っていました。
そのコートは不運にもホワイトベージュのスプリングコートで点のように小さいその染みも黒々ととてもよく目立ってしまっていました。とても気に入っていたコートだったのであまりの事に疲れが倍増したように感じました。クリーニングで取れるだろうか、どういう種類のボールペンだろうかとはじめてじっくりとそのボールペンを観察してみると消えるタイプのボールペンでした。筆記用具にさして関心の無かった私はそのタイプがノベルティとして配られるほど身近な物だと初めて気付いたのでした。
ネットで調べてみると摩擦熱で色が消えること分かったので、とりあえずアイロンを当ててみるとみるみる色が消えていったのでとても感動しました。
キャップレスで便利なノック式ですが、わたしのようなうっかりものは普通のボールペンより消えるタイプの物の方が安心できるとおもいました。