販促品の制作について
ノベルティグッズを企画する際に、外してはならないポイントがあります。
それは、「配布ターゲットが喜んでもらってくれるもの」ということです。
例えば、老人会を対象にしているイベントで配るノベルティを企画するとします。
その際には、年配の方が必ず使うものを選びましょう。
即ち、ポケットティッシュはOKで、クリアファイルはNGなのです。
何故かというと、お年よりは思わぬ時に鼻水を催したりします。
だから、ポケットティッシュは必需品。
一方のクリアファイルはお孫さんにあげられるかもしれませんが、ご本人が使うチャンスは訪れないかもしれないのです。
年配者の心を掴むポイントは、「買わなくてすむなんてありがたい」このポイントは、主婦にも使えます。
生活必需品を貰うと「あら、嬉しい」と素直に感じます。
このちょっとした喜びを与えられるノベルティこそが、効果的なのです。
また、ノベルティには奇抜性を求める必要はありません。
差別化を意識しすぎるあまり、「何コレ!?」的なノベルティの企画をしてしまったならば、
これは失敗です。企業のイメージを下げてしまう恐れもありますし、ノベルティを渡す意味が無くなってしまうのです。
必要なものをくれる企業は、必要とされる。
要らないものをくれる企業は、忘れられてしまう。これらを心得て、制作することが大切です。