自動車ディーラーでは、お客様を集客するために「感謝祭」を開催します。
ひとことで感謝祭と言っても目的や方法は様々です。
いつもどんな感謝祭を企画したらよいかお悩みではありませんか？

自動車ディーラーで行う「感謝祭」は、５つのステップで企画すると目的がはっきりし、効果もあがりやすいのです。早速５つのステップをご紹介しましょう。

＜１ステップ＞　目的を絞る
感謝祭でどんな人たちに来て欲しいかをイメージします。例えば新型車の発売前などは、代替えの対象になるような年式のユーザーや代替え対象車種にユーザーを中心に集客します。
購入後のユーザーとの接触目的という場合もあります。
また新規客の開拓を目的にすることもあるでしょう。売り上げが落ち込む閑散期に実施するという方法もあります。
このようにどんなお客様にお店に来ていただきたいのかを明確にすることが、非常に重要となります。

＜２ステップ＞　目的が決まったら日程を決める
感謝祭の目的が決まったら、次にいつやるのかを決めます。
これは目的にもよりますが、より集客できる週末が多いです。週末でも３連休にするのか、２週連続でやるのか、などを考えます。
その時に外的要因もリサーチする必要があります。
近隣でお祭りや学校行事（運動会など）がある週末は望みどおりの集客が得られないことがあります。
極端なことを言うとＷ杯の試合がある日やオリンピックで注目する試合がある日などは避けた方が無難です。
日程選びも慎重に行う必要があるのです。

＜ステップ３＞　目的・日程が決まったら販促方法を考える
販促方法もいろいろあるのでどのツールを使うとより集客したいお客様に伝わるかを考えます。
基本的には購入済みユーザーにはＤＭで告知します。
ＤＭの形状も伝えたい内容にあった形が千差万別あるので郵送料も含めて予算に応じた検討をすることをおすすめします。
またメールマガジンや折り込みチラシ、新聞広告、地域によってはバスなどの交通広告も効果的です。

＜ステップ４＞　スタッフ全員に内容の落とし込みをする
ステップ３までは多くの自動車ディーラーでは上層部の販促担当者が決定します。
ですからスタッフ一人ひとりに細かい内容まで伝える必要があります。
実はこのステップは感謝祭を成功させるか否かの分かれ道になるほど重要なステップです。
ステップ１で感謝祭の目的を絞ったのも、このスタッフ全員が目的をしっかり持って感謝祭に臨めるかどうかに関わるからなのです。
あいまいな目的ではスタッフの士気もあがりません。
サービス担当も営業担当も女性スタッフも全員が同じ目的意識を持って、感謝祭を盛り上げる工夫が必要です。

＜ステップ５＞　それぞれが精一杯のおもてなしでお客様を迎える
当然のことですが、感謝祭当日は来店していただいたお客様全員に精一杯のおもてなしをします。
感謝祭なので子供のプレゼントだけをもらいに来られるお客様もいますし、事前予約なしでサービス入庫に来られるお客様もいます。
一人一人が満足して帰っていただけるよう細心の注意を払うことが求められます。

自動車ディーラーが感謝祭を行う理由は様々ですが、感謝祭をきっかけとしてお客様の満足度が上がり、目的を達成できるのであれば、これらかもどんどん企画して実施して欲しいと願います。

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