カーディーラーでは、常にお客様を迎えるにあたり、様々な店舗づくりが重要となってきます。その一つが「装飾」です。

自動車ディーラーに来店するときには、ほとんどの方が車で来店されます。店舗の看板などは各メーカーの決まったデザインで統一をしていることが多く、ほとんど差別化はできません。
差別化できるとするなら「店舗の中」なのです。

掃除が行き届いている、清潔感があるのは、当たり前ですが、限りある空間でいかにお客様の目線にたった装飾ができているかが、差別化を図るカギとなります。

カーディーラーで装飾を施すポイントは次の５つです。

１．店舗全体
２．ショーウィンドウ
３．商談デスク＆カウンター
４．トイレ
５．のぼり

まずは「店舗全体」を季節にあったテーマで統一し、装飾します。

わかりやすい例でいうと冬なら「クリスマス」、秋なら「ハロウィン」、春なら「さくら」などです。あくまでも自動車ディーラーなので、車がメインとなるように装飾するとよいでしょう。

万来ドットBizでは季節のディスプレイをご用意しています。

「店舗価値」をあげるために行われるもので同じメーカー、会社であってもそれぞれの立地や客層に対して、店舗ごとに工夫して考える必要があります。

では自動車ディーラーではどんな装飾が「店舗価値」をあげるのでしょうか？

これは一律には言えませんが、一般的な自動車ディーラーでは「清潔さ・明るさ・温かみを感じる装飾」、「季節を感じる装飾」、「にぎわいを感じる装飾」、こういった装飾が、来店されたお客様に居心地のいい空間を提供するのではないでしょうか。

具体的に、「清潔さ・明るさ・温かみを感じる装飾」は、トイレ・商談テーブル・受付カウンター・キッズコーナーなどに施します。スタッフ手書きのメニュー表や休店案内、手作りのコーナーディスプレイや看板などが効果的です。

「季節を感じる装飾」は店内全体が多く、クリスマスやハロウィンに加え、春・夏・秋・冬の季節を感じる花などを飾る、また展示してある車種によっては買った後のイメージができるように、夏より前であればビーチグッズやキャンプグッズなどを合わせて展示したり、冬の前ならウインタースポーツ関連のものを展示するなども効果的です。

「にぎわいを感じる装飾」は店舗入り口やショーウィンドーなど店舗の外側から見た時に、足を踏み入れたくなる装飾です。誰もいなくて暗い感じのするお店には入りたくなくなります、逆にお店に活気があってガラス越しに見える笑顔や手書きのウェルカムボードなどがあることで、にぎわいを感じ来店しやすくする効果があります。
特に新型車が発売になるときなどは、大きなショーウィンドーをうまく使い、外を歩いている人や車にもアピールすることで勢いを感じさせることができます。

まずは「ショーウィンドウ」。

ほとんどのカーディーラーが大きなガラス張りの店舗です。このショーウィンドウを使わない手はありません。
この場所は運転していても、信号待ちでも目にとまります。今売りたい車や告知したいキャンペーンなどをウィンドウステッカーにして大きく告知しましょう。

そして「商談デスク＆カウンター」「トイレ」などのスペースには、様々なお客様の目線にたった工夫が必要です。
リラックスして商談できるように香りの演出をしたり、クリスマスシーズンにはミニツリーで装飾したり、小さなお子様向けにお菓子を置いておいたり、とご来店していただいたお客様に気持ち良く過ごしてもらえる空間を提供できることが自然と売り上げアップにもつながります。

最後は「のぼり」です。
外観ではあまり変化できないカーディーラーですが、のぼりの色や形、大きさを工夫することで印象を変えることができます。新型車の登場時などはお店に入らなくても、のぼりが立ち並んでいることでCMなどで見た車を連想させることができます。

このようにお客様目線にたった装飾をすることは店舗作りにはとても大切なことなのです。

このようにお客様目線にたった装飾をすることは店舗作りにはとても大切なことなのです。