日常に使うボールペンは、ノベルティで貰った黒を使うことが多いです。わざわざ購入しなくても、何かの折に貰ったものが、結構ペン立てにありますので、そこから適当に手に取るといった感じで使っています。でも、出掛ける際に持ち歩くペンケースには、通常使いの黒と、細めの緑色のボールペンを入れてあります。

この緑色のボールペンは、パソコンを買った時にノベルティで貰ったものなんですが、太すぎず細すぎずという絶妙の握り心地と、まるでインクが紙の上を滑っていくような滑らかなか着心地で今では大のお気に入りになっています。緑で文字を書くことは、そうそう無いんですが、日記や独り言など、自分に向けたメモを書くときは、元々緑のボールペンを使っていました。

切っ掛けは、緑色は目に優しいと聞いたことだと思うのですが、使ってみると黒ほど自己主張しないその色合いが、何とも言えず好きになりました。黒のボールペンの文字を事務的とするなら、さしずめ緑のボールペンで書いた文字は、休憩や一休みと言った感じを受けます。同じ文字でも優しく見えるように思うんですよね。

ただ、今お気に入りでペンケースに入っている緑のボールペンは、ノベルティとして手に入れたものなので、全く同じ物が手に入らないというのが、少し残念です。

文房具はキャンディカラーと呼ばれるカラフルな色が好きです。赤とか緑というように一色に絞るのではなく、様々な色を持っているのが楽しいです。ですから私の筆箱や文具を入れているケースの中はとってもカラフル。まあ人が見たら「まとまりがない」と言うかと思いますが…。買う時も既に持っている色と重ならないように、毎回違う色を買うことにしています。

こんな私ですが、ノベルティで貰いたいボールペンの色に関してはとっても保守的です。欲しい色はずばりシルバー。落ち着いた地味な色が欲しいです。シルバーは普段の自分だったら絶対買わない色です。それなのに何故シルバーが良いのかと言うと、「シルバーのボールペンなら人に見られても恥ずかしくないから」です。

私はノベルティでいただいたボールペンは、そのままバッグに入れっぱなしにして、外出用の筆記用具として使うことが多いです。外出先で住所・氏名を書かされたり、情報をメモしたりすることは思いのほか多く、いざという時サッと出せるように、持っているバッグ全てに一本ずつ入れています。メモは人前ですることも多く、ボールペンが子供っぽ過ぎるのは結構恥ずかしいです。高価な物でなくて良いので、せめて悪目立ちしないものが欲しい。これがノベルティで貰うボールペンへの願いです。

色とは人の心理状態に影響を与えるというのは、良く聞く話ですよね。単純な私はもちろん影響を受けまくりで、持ち物の色がその日の気分に合っていないと、一日中落ち着かなくなります。好みの色が割とコロコロ変わるタイプで、最近は青系の色がブームです。青といっても濃いものから薄いものまで幅がありますが、今好きなのは温かみのある水色です。小物を選ぶとき、この色を手に取っていることが多いです。

この前カルチャーセンターで行われた、手芸教室の無料体験で配られたノベルティの色を選ばせてもらった時も、温かみのある水色を選びました。ノベルティの種類はボールペンです。ボールペンを使うのは人前であることが多いため、普段選ぶときはモノトーンの大人しい色にしています。手元と言うのは本人が思っている以上に人の目が行くため、真面目な場面であまり突飛な色を使う訳にいかないからです。

しかしその時配られたボールペンは丸みを帯びた形も可愛らしく、好みの水色にすっかり心を奪われて、つい手に取ってしまいました。水色の他にも地味目のグレイがあったのですが、その時はどうしても水色が欲しかったです。現在ボールペンは電話の脇に置き、メモを取るのに使っています。使う度に好きな色が目に入り、気分が良くなります。