昔会社勤めをしていた頃、毎年年末になるとカレンダーを頂いておりました。カレンダーには大きく２種類があり、一つは大きなカレンダー、もう一つは卓上カレンダーで多くの場合には後者を頂いておりました。

このカレンダーをもらうことが多かったのは、一番は物流業界でした。中には中々デザインにこだわっているところが多く、形そのものも結構違いがありました。

個人的に一番良く使っていたものは、「しっかりと自立できる卓上カレンダー」でした。また、ちょっとしたメモがカレンダーの空欄にやりやすいかどうかについても、結構こだわっておりました。

カレンダーと言うのはほぼ毎日見るものです。たとえパソコンなどにカレンダー機能が付いていたとしても、殆どの人は紙のカレンダーを使うと思います。そのため、ノベルティに企業のロゴやサービス内容などを入れると非常に相手の印象に残るものです。

また、このノベルティの良いところは「定休日」などについても入れることができるということでしょう。例えば毎週火曜日が定休日のお店の場合には、そのことをカレンダーの隅に入れておけば、お客様にとっても喜ばれると思います。

良いカレンダーは年末まで大事に使う方が多いですし実際に自分もそうでしたので、ノベルティにカレンダーを用いるのは非常に有効な方法と言えるでしょう。

得意先から年末に次の年の壁掛け用の大きなカレンダーをもらったことがあります。このカレンダーの特徴はやはり「イラストが全面におかれているものが多い」ということです。

会社の得意先が用意するようなカレンダーは、いわゆる雑貨屋さんにあるような「日付が大きく扱われているもの」とは異なるということです。例えば印刷会社の場合にはその印刷技術そのものを伝える意味も含めて「名画のイラスト」などが描かれることもありました。

しかし、カレンダーのノベルティを配布するのはこのような「印刷会社」でもない限りには「デザイン系の企業や、イラストレーターなど絵を描くことを仕事にしている人」だと言えるでしょう。彼らの場合には、オリジナルのカレンダーをノベルティとして配布することによって、イラストを広告代わりに使うことができます。

因みに、僕が貰ったカレンダーの中で印象的なのは世界中の自然風景が描かれたカレンダーでした。確かこのカレンダーは旅行系の会社からもらったものだったと思います。恐らくですが、旅行系の企業の場合にはこのような「旅行に行きたくなるような写真」が多いのでしょう。

カレンダーのノベルティであれば、やはり「見ていて楽しくなるようなイラスト」が入ったものを良く使っていたと思います。

車の試乗体験に行ったら、ノベルティで卓上カレンダーをもらいました。試乗に行ったのがちょうど年度末ということもあってか、カレンダーはちょうどいい時期だったので、嬉しかったです。車の企業名入りの卓上カレンダーは、車の写真が入っているので、目移りしてしまいます。目移りしてしまうので、目的の車から、ひと踏ん張りをして、グレードの高い車にしようかという具合にもなりました。

選べる楽しさが広がるのも、ノベルティカレンダーの魅力だと思いました。卓上のカレンダーの良さは、机の端に置けるので、パソコンスペースや事務作業領域を邪魔しないことです。卓上カレンダーは省スペースで済むのが魅力です。必要なときには、予定の入っている日にちを椅子に座ったままに楽に記入することができるのも、卓上カレンダーの良さです。

カレンダーは、社会人であればほとんどの人が、ほぼ必ず毎日見るものです。卓上カレンダーを毎日見ていると、かっこいいCMを見ているような錯覚になり、結局、当初の予定よりも少しグレードの高い車を購入することにしました。

私は、ノベルティのカレンダーの魅力のとりこになったのかもしれません。毎日写真入りのカレンダーを見ていることで、自分の経済力でいけるという暗示もかかっていたのだと思います。